マイナスイオンをたっぷり浴びたい。初夏の奥武蔵「高山不動三滝から黒山三滝」へ。

「マイナスイオンシャワー祭りだ!」 ニュースで黒山三滝を知って地図を見てみたら、以前に行ったことのある高山三滝が近いのを知り、頑張れば六つの滝を巡るマイナスイオンハイキングコースになると思い、プランが決まりました。東京都心が暑くなるという予報を得て決行! 初夏の爽やかなハイキングになりました。西武秩父線西吾野駅と東部越生線越生駅のどちらから登るか迷ったのですが、黒山三滝は観光地でもあるようなので登山気分が味わえる西吾野駅を登山口に決めました。このコースの最高峰 関八州見晴台ではその名の通り関東を一望することができ、遠く富士山も望めました。登山気分も味わえる面白いハイキングコースでした。

登山適期

私は初夏の暑い時に、新緑と滝のマイナスイオンを求めて行きましたが、黒山三滝は紅葉の名所としても知られているようで、秋に訪れてみるのもオススメのようです。

歩行時間

5時間20分

地図

引用:ヤマケイオンラインから地図を元にブログ投稿者ルー(ニックネーム)が加工・作成。

コース概要

秩父鉄道 西吾野駅駅→喜多川キャンピングベース→高山不動三滝・大滝→不動滝→白滝→高山不動尊→関八州見晴台→花立松ノ峠→傘杉峠→黒山不動の滝→黒山 男滝・女滝→黒山バス停→東武越生線 越生駅

喜多川キャンピングベース

ルー

東斜面にあって朝日を受けている喜多川キャンピングベース。
家族でBBQキャンプしたら楽しいだろうな。

高山不動  大滝

最初に出会う滝。2段の滝でできている大滝。まあまあの水量です。

高山不動 不動滝

ルー

水量は無いですが、いかにも修験者が修行していそうな洞穴がいくつもあり、山岳宗教が盛んだったことを伺わせます。

高山不動 白滝

ルー

山頂に近い割には水量がある方だと思います。

高山不動尊

成田不動尊、高幡不動と並ぶ関東三大不動の一つで、かつては山伏の修験道場として栄えていたそうです。

関八州見晴台

標高771mの広〜いビューポイント。高山不動尊の奥の院もありました。名称の由来は、関東の八州(安房、上野、下野、相模、武蔵、上総、下総、常陸)が見渡せたことからその名が付いたそうです。

ルー

ここは色々な所から登れるので、たくさんの登山客で賑わっていました。
到着時間が10時30分。お昼にはまだ早かったので、少し休んで黒山三滝へと出発です。

傘杉峠

黒山三滝 天狗滝

傘杉峠から降りてきました。黒山三滝の中でも下に位置する天狗滝に最初に到着します。男滝・女滝にはここから一旦上に戻ってさらに登ります。

ルー

両側が深く切り立った壁になっていて、とても面白い滝。
奥に行くことはできず、滝壺を見ることができません。
滝の下に天狗がいてもおかしくない雰囲気です。

黒山三滝 女滝・男滝

下の天狗滝から結構登ってきました。そして突然現れる、鬱蒼とした広い空間に大きな2連の滝。上が男滝、左下が女滝。水量もすごいです。

ルー

感動する広い空間でマイナスイオンを沢山浴びることができました。
山岳宗教の拠点として開かれたそうで、この日も信者と思われる方々が男滝の下で御供物の準備をしていました。